楽天37歳岸 円熟の投球 今季最長の6回を6安打2失点 開幕カード2戦目へ上々の仕上がり

[ 2022年3月12日 17:54 ]

プロ野球・オープン戦   楽天5―3DeNA ( 2022年3月12日    静岡・草薙 )

<楽・D>楽天先発の岸は6回を投げ2失点(撮影・篠原岳夫)
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 37歳の岸孝之投手が円熟の投球を披露した。今季3度目の実戦登板で最長の6回99球を投じ、6安打2失点。先発が予想される26日のロッテ戦(楽天生命パーク)へ上々の仕上がりを見せつけた。

 「全体的に良かった。真っすぐのコントロールは良かったし、カーブもカウントを取る球や、追い込んでから最後に空振りを取る球と投げ分けられた。走者を出しても粘れたし、体力的にはまだいけそう。これから(開幕までは)ケガなく、元気な姿で日々を送りたい」と明るい表情で話した。

 石井一久監督(48)も満足そうだった。「テンポはいいし、球の強さも数字(球速)以上。走者を出してからのピッチングを見てみたかったけど、準備が整ってきたのかな」とベテランに全幅の信頼を寄せていた。

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