広島・坂倉　1軍合流即スタメンマスクで2安打＆好リード　慣れない三塁守備ではゴロはじき反省

オープン戦   広島6－5日本ハム （ 2022年3月11日    マツダ ）

＜広・日＞8回、坂倉は適時二塁打を放つ（撮影・奥　調）
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　1軍に合流したばかりの広島・坂倉が「5番・捕手」でスタメン出場。大瀬良を好リードし、自慢のバットでも2安打1打点と存在感をアピールしたものの、昨秋から取り組むサードでは不慣れな一面をのぞかせた。

　「はじいてピンチを招いた。投手に申し訳ない。重々受け止めてしっかりやりたい」

　7回から就いたサード守備。反省したのは8回だ。無死一塁で今川の三塁線へのゴロを取り損ね（記録は内野安打）、ピンチが広がった。小窪内野守備走塁コーチは「試合とノックは違う。試合に出て課題をつぶしていけばいい」と語った。

　昨季リーグ2位の打率.315をマークした中軸候補。打席では持ち前の打力を披露した。4回1死一塁で右前打を放って逆転劇をお膳立てすると、5―2とした8回2死二塁でも一塁線を破る貴重な適時二塁打だ。

　「安打は出たけど、まだ自分のストライクゾーンが定まっていない。徐々に…」

　佐々岡監督は「まだまだ経験。一塁もあるし三塁もある。（2軍で）対外試合ができていないので、試合で使いたい」と説明した。