巨人・山崎伊織 2度目のOP戦先発は4回3失点 MAXは149キロ

[ 2022年3月12日 15:35 ]

オープン戦   巨人―オリックス ( 2022年3月12日    京セラD )

<オープン戦、オ・巨>3回、吉田正を中飛に抑えたところで、指元を気にする山崎伊(左)(撮影・坂田 高浩)
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 巨人の2年目右腕・山崎伊織投手(23)がオリックス戦(京セラD)でオープン戦2度目の先発登板。先制点をもらったものの、味方の失策絡みで逆転を許し、4回4安打3失点で降板した。

 オープン戦初登板初先発となった3日の西武戦(東京D)では初回いきなり無死満塁のピンチを招くも山川、森の4、5番コンビを連続三振に仕留めるなど無失点。結局、3回2安打無失点で開幕ローテーション入りへ向けて一歩前に進んだ。

 この日は前回課題を残した立ち上がりの初回を3者凡退。2回も2死から後藤に左越え二塁打されたものの無失点でしのいだ。だが、中田の2号ソロで2回に先制点をもらい、1―0で迎えた3回だった。1死から若月の二ゴロがオリックスのリクエストによるリプレー検証の結果、内野安打となると、続く福田のライン際への難しいゴロを三塁を守る岡本和が後逸して一気に1死二、三塁のピンチとなった。宗にはフォークでバットをへし折ったものの、打球は中前への2点適時打となり、逆転。それでも吉田正を中飛に打ち取った後、杉本は内角へのカットボールで見逃し三振に斬って取り、この回それ以上の失点は許さなかった。

 だが、なおも1―2で迎えた4回には1死から後藤を四球で歩かせ、続く中川圭に右中間へ適時三塁打されて1失点。この1死三塁というピンチはバッテリーを組んだ小林のけん制球で中川圭を刺して脱したが、この回限りで降板となった。

 山崎伊の投球内容は4回で打者17人に対して72球を投げ、4安打3失点。3三振を奪い、与えた四球は1つだった。なお、西武戦でのMAXは148キロだったが、この日のMAXは2回に出た149キロだった。

 明石商、東海大を経て2020年ドラフト2位で巨人入り。プロ入りする前の同年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響でルーキーイヤーの21年は登板がなかった。

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