岩隈久志氏が「中学硬式野球チーム」設立　「野球界への恩返し」　監督は義父・広橋公寿氏

岩隈久志氏
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　楽天、マリナーズなどで活躍し、通算170勝を挙げた岩隈久志マリナーズ特任コーチ（40）が「中学硬式野球チーム」を設立した。

　2020年に現役引退後、常に考えてきたのが野球界への恩返しだった。岩隈氏は「ここ近年の野球人口の低下を目の当たりにし“自分に何ができるか？”を考えていく中で、野球界への恩返しの想いも込めて野球に関わる子どもたち、保護者の方々、全ての人が幸せを感じられるような野球チームを創設することを決めました」と設立に至るまでの熱い思いを明かした。

　創設者の岩隈氏が会長となり、監督には岩隈氏の義父でもある広橋公寿氏（65）が就任する。西武、楽天でのコーチ業に加え、2014年からは楽天イーグルスベースボールスクールで子どもたちの野球も指導してきた。相手の目線に立った丁寧な指導には定評があり、今チームでもその指導力には大きな期待がかかっている。

　4月からの始動を予定。創設したばかりのチームは、これから新規メンバーを募集する。中学生であれば、野球経験、男女も不問。野球をやってみたい心、野球が好きな心、頑張りたいという気持ちがあることが応募の条件になっている。3月19日（土）、20日（日）には、埼玉県三郷市内のグラウンドで体験会が開かれる。

　チームや体験会の詳細はホームページ（https://www.iwakuma－boys.jp/）まで。