4年連続開幕投手の広島・大瀬良 巧打の近藤から手応えある三振 坂倉とのコンビも上々の5回1失点

[ 2022年3月12日 05:30 ]

オープン戦   広島6-5日本ハム ( 2022年3月11日    マツダ )

<オープン戦 広・日>4回1死満塁、渡辺を併殺に打ち取った大瀬良はグラブを突き出しベンチに戻る (撮影・奥 調)
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 余裕を感じさせる77球だった。4年連続で広島の開幕投手を務める大瀬良が好調な日本ハムを5回4安打1失点。1軍に合流した坂倉と今春初バッテリーを組み「久々だったので意見交換しながら配球の意図をくんで投げた」と汗を拭った。

 変化球主体。フォーク、チェンジアップを制球よく操って投球の幅を広げた。3回には巧打の近藤をフォークで空振り三振。「あまり三振しない打者なので自信になる。目線を外し、(直球とカットボール)一辺倒になっていないのは大きいと思う」と強調した。

 これでオープン戦3試合12イニングを投げ、防御率1・50。「あとは左の内のカットボール。そこのラインをもう少し出していけたら。他は問題ない」と言うエースに、佐々岡監督は「体が少し重たそうに見えたけど、さすがの投球」と目を細めた。

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2022年3月12日のニュース