誠也 さあ現地交渉だ!すでにLA入り 本命はパドレス、ジャイアンツ

[ 2022年3月12日 02:30 ]

鈴木誠也公式インスタグラム(@seiya.suzuki.1)から

 首を長くして待った。労使交渉がようやく合意しロックアウトが解除され、契約交渉が再開。広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠は、自身のSNSに笑顔の写真をアップした。

 すでに米国入り。現地で練習を続けながら「その日」に向けて待機をしていた。鈴木誠は「実はLAに来てました!練習もしっかりできて、気候も最高でめちゃくちゃ最高でーす。あったかーーーい」と書き込み、代理人ジョエル・ウルフ氏と肩を組んだ2ショット写真などをアップ。5日には自身の配信コンテンツで「ここまで長引くとは想像していませんでした」と語ったが、ようやく前に進むことができる。

 ポスティングシステムの交渉期間は公示から30日間。ロックアウト前に10日間が経過しており、残りは20日間となる。ウルフ氏は「交渉再開に向けてしっかり準備をしている」と強調していたが、その移籍先の本命とされるのが同じナ・リーグ西地区のパドレスとジャイアンツだ。ともに西海岸に本拠を置き、温暖な気候とともに在留邦人の多さなど環境は整う。パ軍は手薄な外野手が補強ポイント。昨季メジャー最多の107勝を挙げたジ軍も、外野手は全て左打者で、鈴木誠は喉から手が出るほど欲しい存在だ。

 この2球団に続くのがカブスとマリナーズ。さらにヤンキース、ドジャースの名門球団、大谷が在籍するエンゼルスも興味を示している。契約規模は5年総額7500万ドル(約87億7500万円)ともされ、移籍市場の目玉となっている。

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2022年3月12日のニュース