阪神・前川 “志願の4番デビュー”でキッチリ3安打2打点「初めての試合にしては良かった」

[ 2022年3月12日 05:30 ]

教育リーグ   阪神4-1中日 ( 2022年3月11日    鳴尾浜 )

<教育リーグ 阪神・中日>8回、適時三塁打を放つ前川(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 阪神ドラフト4位の前川(智弁学園)が“志願の4番デビュー”を自らの手で飾った。初回2死三塁の右前適時打にはじまり、3安打2打点。抜てきまでの舞台裏を明かした。

 「昨日(10日)、平田監督から“何番打ちたいんや?”と聞かれたので、“4番です”と自分で言いました。初めての試合にしては良かったと思う」

 広角に打ち分ける非凡な才能を発揮した。6回無死一塁の第3打席は育成左腕・上田の変化球に詰まりながらも左前打。8回1死三塁でも中越えの適時三塁打を放った。

 この日は森木、途中出場で適時打を放った同7位の中川(京都国際)とともに輝いた。平田2軍監督からは「昔、桜田淳子、森昌子、山口百恵の花の中三トリオってあったでしょ。森木、前川、中川は“虎の高三トリオ”やね」と独特の表現で称えられた。

続きを表示

2022年3月12日のニュース