巨人・原監督「チーム状態としては決していい方ではない」も山崎伊は高評価 自身の体調は「大丈夫」

[ 2022年3月12日 18:00 ]

オープン戦   巨人2―10オリックス ( 2022年3月12日    京セラD )

<オープン戦、オ・巨>2回無死、先制のソロ本塁打を放った中田(10番)を迎える原監督(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 巨人はオープン戦チーム最多10失点でオリックスに完敗して6連敗。10位で並んでいたヤクルト、最下位だったロッテがともに勝ったため、ついにオープン戦最下位に転落した。通算成績2勝7敗1分けとなった巨人の勝率は・222。投手陣は4試合連続6失点以上となった。

 試合後、原辰徳監督(63)は体調不良のため前日の試合を休んだことについて聞かれると「大丈夫。うん。ご心配はしていないかもしれないけど」とまずは冗談まじりに“全快”を強調。その上で試合について触れ、ミスが続出した内容に「そうですね。チーム状態としては決していい方ではないし、なかなかチーム力というのは上がってきていないのでね。まあしかし、いいところを我々もどこか気づいて引き出してね。ペナントレースにしっかり照準を合わせるというところが大事だと思いますね」と振り返った。

 オープン戦2度目の先発登板で4回4安打3失点(自責2)、初黒星を喫した2年目右腕・山崎伊については「僕の目にはよく見えましたね。相手バッターは打席で嫌な感じでいるなという意味では、うちのピッチャーにはいないタイプなんでしょうね」と高評価。来週もう一度投げて開幕という流れになりそうか?という問いには「ん~、まあもちろんその状態でいっていると思いますよ」とし、2番手で2回3安打2失点だった左腕・今村については「まあまあ、立て直してくるでしょう、彼はね。どういうふうになるのか。先発ローテーションというのも何回も言っているように、まだまだ決められているところというのは限られているところですからね」と話していた。

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