ヤクルト・塩見が千賀討ち先頭弾“侍バッテリー”から二盗も決めた

オープン戦   ヤクルト4―3ソフトバンク （ 2022年3月11日    神宮 ）

＜ヤ・ソ＞初回無死、先制ソロ本塁打を放ちった塩見（撮影・木村　揚輔）
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　ヤクルトのリードオフマン・塩見が存在感を示した。初回。2ボールから真ん中高めの153キロ直球をミート。バックスクリーン右への豪快な先頭弾となり「コンパクトにスイングしたらいい角度で上がった。風にも乗ってくれました」と振り返った。

　ソフトバンクの開幕投手・千賀からの一発。3回は四球を選んで千賀―甲斐という昨夏の東京五輪の日本代表バッテリーから二盗も決め「今年は積極的に走っていけたら」と意気込む。5回1死二塁では実にチーム59イニングぶりの適時打となる左前打も放ち、2安打2打点を記録した。

　今年の本拠地初のオープン戦で8試合ぶりの2勝目を挙げた高津監督は塩見について「長打もあって走れる1番。状態はいい」と評価。2年連続日本一へ、今年も塩見が「1番・中堅」に君臨する。　（川手　達矢）