「同じ時代にいなくて良かった」朗希の球に驚愕する中畑氏へ 落合博満氏「いや、慣れるって」

[ 2022年3月6日 14:08 ]

落合博満氏
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 現役時代に三冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)とDeNA初代監督の中畑清氏(68、スポニチ本紙評論家)が、6日に行われた日本ハム―巨人(札幌D)のテレビ東京での中継でダブル解説を務めた。

 日本ハムのキャンプではスポーツ庁の室伏広治長官が臨時コーチに招かれた。落合氏は監督時代に室伏氏に打撃を指導したことがあり、「打ちたいっていうから教えたよ。ちゃんとバット振れるようにしましたよ」と回想。当時、室伏氏はどうやって飛距離を出しているのかのヒントを得ようと落合氏のもとを訪れたが、「力だけじゃないですよ。(体の)使い方だよね。ハンマー投げの回転の仕方も教えましたよ。どうやって教えたか覚えてないけど…」と明かした。

 臨時コーチについては「合う人と合わない人がいるからね。体の使い方は共通点あるからね。全身使うわけだから。うまく使える選手がうまくなる可能性はあると思う」とした。また、どんなスポーツにも共通点はあるが「スポーツの中で野球が一番難しいと思う。対戦相手がいるってことですよね。それと、ボール投げる、バットで打たなきゃいけない、グラブ持って守る、いろんなやらなきゃいけない種目が多すぎて…バッティングが一番難しい」と述べた。

 この流れから、中畑氏が「きのうの朗希のストレートとフォーク見たら…あんなボール打たなきゃいけないんだよ?同じ時代にいなくて良かったってつくづく思うよ」とため息をつくと、これに落合氏は「いや、慣れるって」と苦笑。中畑氏は「慣れない。無理だよ。落合だから言えるんであって。俺の技量じゃ無理だよ」と同学年トークを繰り広げた。

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2022年3月6日のニュース