楽天 過熱する遊撃争い 小深田、山崎の「コブツヨ」コンビ1安打ずつで火花

[ 2022年3月6日 05:30 ]

オープン戦   楽天8―2阪神 ( 2022年3月5日    甲子園 )

<神・楽>中前打を放つ小深田(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 楽天が12安打8得点で大勝する中、遊撃の定位置を争う同学年コンビがアピール合戦を繰り広げた。「1番・遊撃」の小深田が1安打1得点すると、「3番・左翼」の山崎は1安打2打点だった。

 95年生まれ、左打ちで俊足を武器にすることなど共通点は多い。ともに遊撃が本職だが、出場機会を増やすために外野にも挑戦中。昨季は開幕から小深田が正遊撃手だったが、終盤には山崎が奪った。「同じようなタイプなので刺激を受ける。打率は負けたくない」と小深田が言えば、山崎も「刺激はある。気持ち、熱さは負けない」と応じた。

 「コブ」「ツヨシ」と呼び合う2人が開幕スタメンを懸けて火花を散らし「凄く頑張って、レベルの高い争いをしてくれている」と石井監督。仁義なき戦いは開幕まで続く。(重光 晋太郎)

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月6日のニュース