巨人・原監督 元中日・三沢さん逝去の一報に絶句 プロ初打席の投手「人柄もとても良かった」

[ 2022年3月6日 16:44 ]

中日先発・三沢淳投手(手前)からセカンドフライに打ち取られる巨人・原辰徳内野手(1981年撮影)
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 巨人の原辰徳監督(63)が6日、元中日、日本ハムでプレーし3日に中皮腫のため死去した三沢淳さんを偲んだ。

 この日、日本ハムとのオープン戦を終えた後、三沢淳さんが亡くなられていたことを報道陣から伝えられた原監督は「え…」と絶句。1981年4月4日の中日戦でデビューした原監督のプロ初めての打席が、三沢さんとの対戦でもあり「そうそう、そうそう。すごいピッチャーだなと思ったけどね。思ったっていうか、1年目の時にね、やっぱりオープン戦とは違う公式戦という中でね、初めて対戦した人でしたからね。非常に印象的ではありますね」と当時を振り返った。

 三沢さんは右のアンダースローで、中日、日本ハムでの15年間で505試合に登板し、107勝106敗6セーブをマークした好投手だった。また、現役引退後の1996年には愛知4区で新進党から出馬して衆議院議員に初当選し1期務めている。「人柄もとても良かったしね。後に議員先生もやられてね」と印象を口にした原監督は「そうですか。お若いよね?」と報道陣に質問。69歳だったことを知らされると「そう。かなり、長く闘病されていたのかな。本当にご冥福をお祈りします」と神妙な面持ちだった。

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