ロッテ・朗希 5回零封!また163キロ出すも満足なし 捕手・松川と息ぴったり

[ 2022年3月6日 05:30 ]

オープン戦   ロッテ0―1ソフトバンク ( 2022年3月5日    ペイペイD )

<ソ・ロ>ロッテ先発の佐々木朗希(撮影・中村 達也)
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 試合後、ロッテ・佐々木朗の言葉に多くの報道陣は耳を疑った。「精度でいうと、あまり良くなかった。コントロールも構えたところにいかなかったし、質もあまり良くなかった」。3年目で初登板となったペイペイドームのマウンドは予想よりも土が掘れた。そんな中、わずか65球で5回2安打無失点、9奪三振と圧倒しながら、全く満足などしていなかった。

 完璧な球もあった。2回2死から中村晃を空振り三振に仕留めた外角直球は、自己最速タイとなる163キロを計測。2月19日の日本ハム戦(名護)でも163キロを出したが、あくまでもキャンプ地での練習試合によるもの。今回は12球団の本拠地の一つで、その数字に疑いの余地もない。

 3戦連続で2学年下になるドラフト1位・松川(市和歌山)とバッテリーを組み、井口監督は「今の状況だとシーズンでも組むことになる」と言う。

 初回、3度も帽子を飛ばしながら投げた。2回から小さいサイズに替えたが、「それでも最後はとれたので(伸びた)髪を切ります」と笑った。指揮官は「次は登板間隔を空ける」と明かした。仮に登板が一度飛ぶようなら、今季初登板は25日からの開幕カード、敵地での楽天2、3戦目での登板が有力となる。(横市 勇)

 ▼オリックス・三輪隆スコアラー 全部ストライクゾーンで勝負にいっている。順調にローテーションを回れば、15勝ぐらいはいける。

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