ロッテ井口監督　2戦連続零敗で日本シリーズ進出へ崖っ縁「なかなか打線がつながらない」

CSファイナルS第2戦   ロッテ0ー2オリックス （ 2021年11月11日    京セラD ）

9回、ベンチから試合を見つめる井口監督（撮影・後藤　正志）
Photo By スポニチ

　ロッテは0―0の6回にオリックスの杉本に1発を浴びて2点先制を許し、その後も打線が1点も奪えず2連敗。これでリーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの3勝リードとなり、ロッテは日本シリーズ進出へ崖っ縁となった。

　崖っ縁に追い込まれたロッテ井口監督は「なかなか打線がつながらないですね」と2試合連続無得点の打線を振り返った。

　6回途中の右足に打球が直撃して緊急登板となった先発の美馬についても「今日の美馬はよかった。今シーズンの中でも本当によかった」と回顧。美馬の続投についても「ちょっと厳しい状態だった」と語った。

　美馬が降板後、2死一塁から2番手の東妻が緊急登板も杉本に浴びた1発が決勝弾となった。「東妻はシーズン中もこういった入りはいっぱいあるが、こういったところが課題なのかなとは思う」と今後の課題に挙げた。チームは日本シリーズ進出へ崖っ縁となったが「明日は、もう勝つしかない」と前を向いた。