どうした、菅野 “らしくない”投球で2回に先制許す 中4日マウンドで直球走らず、制球乱れる

[ 2021年11月11日 19:05 ]

セCSファイナルステージ第2戦   巨人―ヤクルト ( 2021年11月11日    神宮 )

2回1死満塁、西浦に先制の中犠飛を浴びる菅野 (撮影・光山 貴大)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(神宮)に中4日で先発登板。“らしくない”投球で2回に先制を許した。

 菅野は6日に行われた2位・阪神とのCSファーストステージ初戦(甲子園)で7回2安打零封と好投し、レギュラーシーズンで11ゲーム差と引き離された相手に“下克上”を果たす原動力に。巨人はヤクルトとの対戦となったファイナルステージでは前日10日の初戦で山口が初回3失点して敗れただけに、2018年10月14日に神宮で行われたヤクルトとのCSでポストシーズン史上初のノーヒットノーランを達成したエースに命運が託された。

 だが、初回に1球だけ投げた直球のスピードが140キロ。その後もスライダー、カットボール、カーブ、フォークなど変化球を中心に組み立てるも菅野らしくない制球力で2回には2四球を出して1死満塁のピンチ。早くもブルペンがリリーフの準備を始める中、西浦の中犠飛で先制点を失った。

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