つば九郎「ぐっときました」 チーム一丸の秘密 CS初戦の開始直前、円陣で起きたこととは

[ 2021年11月11日 16:26 ]

セCSファイナルステージ第1戦   ヤクルト4―0巨人 ( 2021年11月10日    神宮 )

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が11日、自身のブログを更新。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦の試合直前に「ぐっと」来た瞬間を明かした。

 昨季までの2年連続最下位から6年ぶり8度目のセ・リーグ優勝を果たしたヤクルトだが、3位・巨人との対戦となった前日10日の初戦では20歳右腕・奥川が9三振を奪ってCS史上最年少で完封勝利。アドバンテージによる1勝を含めて2勝0敗とし、6年ぶりの日本シリーズ出場に好発進した。

 快勝から一夜が明け「いっちだんけつ。」のタイトルでブログを更新したつば九郎は「きのうのしあいまえ~ぱちり」とベンチ前で組んだ円陣の写真を投稿。ムーチョこと選手会長の中村悠平捕手(31)による「みなさんやりますか~!」の掛け声とともに「わになり、かたをくみます」とナインの様子をまずは明かした。

 そして、次の瞬間だった。「しまくんが、つばくろうのてばを、ぐっとひっぱてくれました。ぎゃくがわでは、あらきくんがぐっとてばを」と、嶋基宏捕手(36)と荒木貴裕内野手(34)の両ベテランがつば九郎の手ならぬ手羽を両側から引っ張って円陣の輪の中に入れてくれたことを報告。「こころのそこから、ひとつに、ぐっときました」と試合前から感情を揺さぶられたことを明かした。

 「むーちょが、ひとことひとこと、いいこというんです」とつば九郎。中村による声出し内容の詳細は明かさなかったが「ぜったいだいじょうぶ。ぜったいにかつ!」。改めてチーム一丸となった瞬間を明かしていた。

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2021年11月11日のニュース