マリナーズGM、今オフの日本選手獲得に意欲 雄星移籍濃厚も「日本選手なしで開幕選択しない」

[ 2021年11月11日 02:30 ]

マリナーズのジェリー・ディポトGM
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 大リーグの球団幹部や代理人らが集まるGM会議が9日(日本時間10日)、カリフォルニア州カールズバッドでスタート。過去にイチローや佐々木らが所属したマリナーズのジェリー・ディポトGMが今オフの日本選手の獲得に意欲を示した。

 菊池の他球団へのFA移籍が濃厚だが「日本選手なしで開幕を迎える選択はしないつもり。これまで多くの偉大な日本選手がプレーしてきた」と同GM。米では広島・鈴木誠がポスティングシステムでメジャー移籍する可能性が報じられており、マ軍の今後の動向が注目される。

 また、レッドソックスのハイム・ブルームGMも「このチームでは多くの日本選手が成功してきた。日本語をしゃべるスタッフが数多く所属していることも含め、受け入れ態勢が整っていると思う」と強調した。(杉浦大介通信員)

 ≪雄星FA「少し驚いた」≫ディポトGMは1年1300万ドル(約14億7000万円)の選択権を行使せずFAとなった菊池について「決断には少し驚いた」と語った。「自宅もありシアトルを好んでいた。チーム状態が上向いていることも分かっていたと思う」と同GM。また、イチロー会長付特別補佐兼インストラクター、岩隈久志特命投手コーチの役割は来季以降も変わらないとした。

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2021年11月11日のニュース