オリックス・由伸の“すギョ~い投球” 趣味の釣りで間合いや駆け引き磨いた?

[ 2021年11月11日 07:00 ]

パCSファイナルS第1戦   オリックス1-0ロッテ ( 2021年11月10日    京セラD )

パCSファイナルS<オ・ロ(1)> 力投するオリックスの先発・山本 (撮影・後藤 大輝)
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 【記者フリートーク】全球種が“えぐい”山本だが、マウンドを離れれば柔和な笑顔が印象的な好青年。オフの息抜きが趣味の釣りだ。

 岡山・備前市の伊部小1年で野球を始めた。「子どものころの夢はプロ野球選手でしたけど、卒業文集に書くほどではなかったし、好きなことを好きなだけ、やらせてもらっているだけでした」といい、グラウンドと釣り場が主戦場。実家近くの片上湾でのハゼ釣りが日課だった。近所の池ではザリガニ釣り、親指大の特大おたまじゃくしを持ち帰り、家族を驚かせたこともある。19年12月には、ともに尊敬し刺激し合う間柄で、釣り初体験だった吉田正とハマチ釣りにも行った。

 絶好ポイントを探る情報収集力や、引きを巡る間合いや駆け引き。釣りで磨いた技術が快投に一役買っているのかもしれない。(オリックス担当・湯澤 涼)

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2021年11月11日のニュース