試合を動かしたのは「ラオウ弾」 オリ・杉本が6回に均衡破る先制2ラン 4番の重責果たした

[ 2021年11月11日 20:04 ]

パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第2戦   オリックスーロッテ ( 2021年11月11日    京セラD )

<パCS2 オ・ロ(2)>6回2死一塁から先制2ランを放つオリックス・杉本(撮影・長久保 豊)
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 緊迫した投手戦は、快音で打ち砕かれた。両チーム無得点で迎えた6回2死一塁。オリックス・杉本が代わったばかりのロッテ・東妻の初球スライダーを完璧にとらえる。打球は左翼へ。好投の田嶋、そしてベンチの期待に応える先制2ランに、息をのんでいたスタンドが沸き上がった。

 エース山本の完封で、1ー0と先勝した第1戦に続き、田嶋と美馬が演じた投げ合い。両軍のスコアボードに「0」が並ぶ中、アクシデントが試合を動かした。6回2死から吉田正が放った一撃がロッテの右腕を直撃。美馬はそのまま降板した。続く杉本がターニングポイントを見逃さず、4番らしい働きを見せた。

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