中日/笠原「ラストチャンスの気持ちで」250万円減でサイン

[ 2021年11月11日 16:33 ]

契約を更改し、来季にかける思いを語った中日・笠原
Photo By スポニチ

 中日の笠原祥太郎投手(26)は11日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、250万円減の推定年俸1000万円でサインした。

 19年に開幕投手を務めたが、その年の4月に不整脈の症状が出て戦列を離れ「発作性上室性頻拍」と診断された。今季は9月に2年ぶりに1軍昇格を果たして4試合に登板し、0勝2敗に終わったが、巻き返しのきっかけはつかんだ。

 会見では「ずっと1軍に上がれず、悔しい思いをしてきた中で、1軍に上げてもらったにもかかわらず1勝もできず、ふがいないシーズンだった」と振り返り、「契約してくださって感謝している。ラストチャンスという気持ちで精いっぱいキャンプから全力でいけるように。どんどんアピールしていって、開幕からローテーションに入っていければ」と決意を語った。

続きを表示

2021年11月11日のニュース