ロッテ2戦連続零敗で日本シリーズ進出へ崖っ縁“3敗目” 先発美馬が緊急登板で2番手の東妻が被弾

[ 2021年11月11日 20:42 ]

CSファイナルS第2戦   ロッテ0ー2オリックス ( 2021年11月11日    京セラD )

6回2死一塁、杉本(手前)に2ランホームランを浴び、ガックリの東妻(撮影・椎名 航)
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 ロッテは0―0の6回にオリックスの杉本に1発を浴びて2点先制を許し、その後も打線が1点も奪えず2連敗。これでリーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの3勝リードとなり、ロッテは日本シリーズ進出へ崖っ縁となった。

 CSファイナルS初戦をオリックスの山本に4安打完封負けを喫してたロッテ。リーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの2勝リードとなった第2戦は美馬が先発を任された。

 初回を3者凡退に抑えたが、2回は1死一、二塁のピンチを背負ったが安達を二直で打ち取り、一塁走者のT―岡田が一塁に戻れずアウトになってピンチを切り抜けた。その後も4回に1安打を打たれたのみで好投を続けていたが、0ー0の6回2死走者なしで吉田正がボールカウント1―2から4球目を打ち返した打球が美馬の右足に直撃。激痛で一瞬しゃがみ込み、吉井投手コーチとチームスタッフが駆け付けて顔をゆがめながら歩いてベンチに戻り、美馬はそのまま緊急降板となった。

 美馬が降板後、2死一塁から2番手の東妻が緊急登板も杉本に初球を左翼席へはじき返される1発を浴びて2点を先制された。その後は唐川、小野と無失点継投したが味方の援護に恵まれなかった。

 打線はオリックス投手陣にわずか4安打に抑えられて2戦連続零敗となった。

 ▼美馬(5回2/3を4安打1失点)アクシデントでの降板となってしまい後のピッチャーに迷惑を掛けてしまいました。今日は最初から全力で行けるところまでと思っていたのでイメージ通りには行けたかなと思いますがあそこは投げ切らないといけなかったと思います。

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2021年11月11日のニュース