巨人・原監督 小林まさかの捕逸で先制許すも「重箱の隅をつつきゃそういうものよ」「0点じゃいかん」

[ 2021年9月29日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人0―5中日 ( 2021年9月29日    バンテリンD )

<中・巨>4回1死三塁、小林は自らの捕逸で先制を許し、ガックリとボールを拾いに向かう(撮影・椎名 航)
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 巨人は0―5で中日に敗れて5戦勝ちなしの4連敗。最大15あった貯金が6月21日以来100日ぶりの7に減った。中日戦は8月29日の勝利を最後に4連敗となっている。

 試合後、相手と同じ7安打しながらも無得点に終わった打線について「なかなかつながらないね」と振り返った巨人の原辰徳監督(63)。0―0で迎えた2回1死一、三塁の先制機に小林が送りバントを失敗し、ヒッティングに変更して空振り三振に終わった場面をまずは惜しんだ。

 小林は4回、2死三塁で左翼への先制打かと思わせる安打性の当たりを放ったが、岡林のスライディングキャッチに阻まれ、無得点。その裏の守りで1死三塁から捕逸し、まさかの形で先制を許した。それでも「まあまあ、重箱の隅をつつきゃそういうものよ」とした上で「しかし、バッターはやっぱり0点じゃいかんし、バッテリーは何とか我慢してね、先取点を与えないというようにね、先制点を与えないということに集中するということでしょうな」と再び打線に言及。今季初めて丸を先発2番に起用したことについて聞かれると「ねえ、丸、やっぱりね、頑張ってもらいたいですね。やっぱりうん、そうね。まあ、どうだからどう、という打順にしたとかそういうんじゃなくてね、うん。何とかやっぱり先頭で引っ張ってもらいたいですね」とコメントした。

 3試合ぶりスタメン起用した中田は4回に14打席ぶり安打となる右翼線二塁打。丸も中田もかける期待は大きいが「いや、みんな、あのね、今のところこう、全員が何となく本来の力を出してないっていうことでしょうね」と原監督。また、9回に代打でデビューし、左飛だった高卒新人・秋広については、積極的に振りにいったとの指摘に「そうね」と語るにとどまった。

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