ヤクルト・雄平が現役引退 今後は未定も「19年分の記録と経験を生かせるように」

[ 2021年9月29日 05:33 ]

今季限りでの現役引退を表明した雄平
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 ヤクルトの雄平外野手(37)が、今季限りで現役を引退することが28日、分かった。本紙の取材に対して「今シーズン限りで、現役を引退することを決断しました。ここまで来られたのも球団、今まで携わってくれた監督、コーチ、選手、スタッフの皆さん、家族、そしてファンの皆さんのおかげです。19年間、本当にありがとうございました」と、感謝の思いを口にした。

 東北高では投手で最速151キロ、打者でも高校通算36本塁打。どちらも超一級品の二刀流選手として注目を集めた。02年ドラフト1巡目でヤクルトに投手として入団。10年から野手に転向し、14年には打率・316、23本塁打で初のベストナインに選出。15年もレギュラーとして優勝に貢献した。その後もチームを支えたが、今季は故障もあってここまで1軍出場はなかった。

 類いまれな身体能力に人一倍の努力を重ね、打者転向を成功させた苦労人。多くのファンを魅了した19年間でほぼ毎日、試合のデータや記録、感じたことを日記に記すなど野球と向き合った。今後は未定だが「自分の19年分の記録と経験を生かせるように野球を追求し、さらに学んでいけたらと思っております」と将来を見据える。

 現時点で引退試合やセレモニーは未定。2軍の試合出場は、チームの最終戦となるあす30日のイースタン・リーグ楽天戦(戸田)が最後となる見込みだ。

 ◇雄平(本名・高井雄平=たかい・ゆうへい)1984年(昭59)6月25日生まれ、神奈川県出身の37歳。東北高では2年時にセンバツ出場。02年ドラフト1巡目で投手としてヤクルト入団。03年6月11日巨人戦でプロ初勝利を挙げるなど1年目から5勝。入団8年目の10年からは打者転向で外野手登録となり、14年にはセ6位の打率.316でベストナイン、15年にはリーグ優勝に貢献した。14、15年球宴出場。1メートル74、83キロ、左投げ左打ち。

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