早大OB対決制した 先輩の日本ハム・石井が楽天・早川討ち決勝2ラン「自然と反応できた」

[ 2021年9月29日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム3-1楽天 ( 2021年9月28日    楽天生命 )

<楽・日>5回1死二塁、石井が右越えに2ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハム・石井が楽天・早川との「早大OB対決」で先輩の威厳を見せつけた。4歳年下で大学は入れ替わりだが、同僚の伊藤と9勝で並ぶ新人左腕から決勝2ランを放った。

 1―1の5回1死二塁。2球であっさり追い込まれたが、早川がフィニッシュを狙ってきた低めの直球を「速い球に合わせていて、自然と反応できた」と右翼席最前列まで運んだ。本塁打は6月18日のソフトバンク戦以来で、4号は19年に並ぶ自己最多タイ。今季は中島との正遊撃手争いの中で打力を期待されて110試合に出場しており、勝負どころでパンチ力を発揮した。

 16年の早大主将は、大学時代の早川を「ハイライト映像などで、めっちゃ凄いと思って見ていた」という。「1年目であんなに勝てるのは凄い」と力を認めつつ、この日は価値ある一発を見舞った。栗山監督は「大きかった。これまでのピッチングを見ていても、大量点を取れる投手ではないから」と称えた。

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2021年9月29日のニュース