上位指名確実の関学大・黒原 阪神と面談、甲子園は「好きです」 10・3関大戦での登板見据える

[ 2021年9月29日 05:30 ]

ブルペンで投球練習する関学大・黒原拓未
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 今秋ドラフト上位候補で151キロ左腕の関学大・黒原拓未投手(21)が28日、阪神と面談した。西宮市内の同校グラウンドで約30分間、担当の熊野輝光スカウトと言葉を交わした。

 「春のリーグ戦のことを褒めてくださったので、うれしかった。ファンもめちゃくちゃ多く、歴史のある人気球団というイメージ」

 甲子園にも好感を抱いている。「マウンドからホームが近く感じる。僕は硬い方が好きなので、ちょっと硬めで好きです」。智弁和歌山3年夏に甲子園出場を果たし、大学でも1年春から4度先発し1勝2敗ながら、計30イニングを投げ防御率は1・50。今春は関大相手に7回無失点で勝利投手となった。

 今秋リーグ戦は未登板だが、10月3日からの関大戦での登板を見据える。11球団から調査書が届き上位指名は確実。「悪いときに修正しながら抑えられる投手になりたい」と10月11日の会議を待つ。

 《山本は「育成でも」》黒原の同期である151キロ左腕・山本晃大が練習を公開し、プロ入りへの強い思いを打ち明けた。「育成でも行きます。いい結果を待ちたいということだけ」。阪神の湯浅は中学時代のチームメートで、プロ志望届を提出した直後に連絡があり「一緒の舞台でやれるように頑張ろう」と激励されたという。2球団から調査書が届いており、ドラフト会議までリーグ戦でアピールを続ける。

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