DeNA・牧 球団新人タイ117安打 「まだシーズンは続いているので積み重ねたい」

[ 2021年9月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA0―4ヤクルト ( 2021年9月28日    神宮 )

<ヤ・D>2回1死、中前打を放つ牧
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 DeNAの新人・牧が0―0の2回1死、奥川から中前打を放ち通算117安打。59年に桑田武がマークした球団シーズン新人最多安打に62年ぶりに並び「うれしい。まだシーズンは続いているので安打を積み重ねたいです」と語った。

 3月26日の巨人戦で開幕スタメン。翌27日の同戦で放った二塁内野安打がプロ初安打だった。そこから打線の軸としてフル回転し、8月25日の阪神戦ではプロ野球史上初の新人のサイクル安打も達成。116試合で打率.287、19本塁打、62打点で広島・栗林、阪神・佐藤輝、ヤクルト・奥川らと高いレベルで新人王争いを展開する。

 チームは零敗で今季2度目の7連敗。借金16の泥沼も牧は希望の光だ。三浦監督も「これからもいろいろ塗り替えると思う。最近はもうびっくりしなくなった」と賛辞を贈った。(大木 穂高)

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2021年9月29日のニュース