エンゼルスGM 大谷の切実訴えに「競争心が強い。良い兆候」

[ 2021年9月29日 09:41 ]

<レンジャーズ・エンゼルス>試合前、報道陣の質問に答えるペリー・ミナシアンGM(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが28日(日本時間29日)、遠征先のアーリントンで報道陣に対応。大谷が26日の登板後にエ軍への愛着を口にする一方で「それ以上に勝ちたい気持ちが強い。プレーヤーとしてはそれの方が正しい」と述べたことについて言及した。

 「彼が勝ちたいと思ってくれるのは嬉しいこと。プロのアスリートは勝ちたいと思っている」と前向きに捉え「彼は競争心が強いし、競争心がなければメジャーリーガーになるのは難しい。私は本当に勝ちたいと思っている選手たちが集まっていることに興奮している。これは私たちの将来にとって良い兆候だと思う」と語った。

 普段から大谷とはよくコミュニケーションをとるといい「私は直接会って話すのが好き。彼は一平(水原通訳)に助けられているけど、英語力はかなり良いよ」と説明。大谷は今年2月に総額850万ドル(約9億4350万円)で2年契約を結び、エ軍が保有権を持つのは23年シーズンまで。このオフの契約延長交渉については「そのことについてはメディアに話さないことにしている。どの交渉についても話したくない」と話すに留めた。

 チームは7年連続でプレーオフ進出を逃している。来季へ向け「今季故障で欠場した選手が戻ってくることは重要。マイク・トラウト、アンソニー・レンドンは本当にインパクトのある大物選手。誰を起用するにしても、この2人の選手には生産性を上げてもらわなければならない」と語った。

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2021年9月29日のニュース