侍ジャパン 稲葉監督後任は年内決定の意向 NPB井原事務局長「年を越すのは良くない」

[ 2021年9月29日 05:30 ]

稲葉監督
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 侍ジャパン強化委員会の委員長を務める日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は28日、東京五輪で金メダルを獲得した稲葉監督が今月末で退任することを受け「年を越すのは良くないと思っている」と年内に後任を決めたい意向を示した。

 次の国際大会は23年春の開催が見込まれるWBCだが、コロナ禍で開催は不透明な状況。来春にトップチームの強化試合の開催を目指しており「BFJ(全日本野球協会)とも選考方法を協議、検討している。選考そのものが難しく、慎重にじっくり時間をかけたい、かかると思う」とした。

 ≪「ワクチン・検査パッケージ」実証実験へ調整≫井原事務局長はワクチン接種証明や直近検査での陰性証明による「ワクチン・検査パッケージ」の活用についても言及。各球場の地方自治体と協議して実証実験への調整を進める方針を示し「自治体と協議し計画をまとめ、内閣府コロナ室に評価いただき決定していく」と語った。

 10月中、もしくは11月のポストシーズンでの実施を目指す。10月以降は緊急事態宣言の解除に伴い、経過措置として入場者は最大1万人となる。シーズンシートなど発券済み入場券は制限されないため、実入場者数がそれ以上となる可能性はある。

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2021年9月29日のニュース