ソフトバンク先発の和田 3回までに2被弾 前日は17失点の大敗

[ 2021年9月12日 15:18 ]

パ・リーグ   ソフトバンクー日本ハム ( 2021年9月12日    札幌D )

<日・ソ20>先発の和田(撮影・高橋茂夫)
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 ソフトバンク先発投手陣が、負のスパイラルから抜け出せない。11日に先発した石川の初回2死での10失点KOから一夜明けた翌12日。続く先発和田も2、3回に2被弾されて序盤に3点を失った。

 ベテラン左腕の直球が簡単に放り込まれ続けた。0―0の2回1死二塁でルーキー今川に141キロ内角低め直球をすくわれた。左翼スタンド中段まで運ばれる先制2ランを浴びると、3回1死では高浜に初球の138キロ真ん中直球を左中間スタンドに運ばれた。

 前日は先発石川、2番手高橋礼で2回終了時点で16失点。5―17の屈辱的な大敗を喫していた。工藤監督は12日の試合前に「どんな試合になっても次も試合しないといけないんです。切り替えるところは、しっかりと切り替えて、というのは選手に言い続けているので。今日は今日」。自らにも言い聞かせるようにリフレッシュを強調していたが螺旋(らせん)は続いていた。

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2021年9月12日のニュース