楽天ロッテに9連敗 石井監督「次カードへもう一回気持ち作り直して」

[ 2021年9月12日 20:08 ]

パ・リーグ   楽天2ー9ロッテ ( 2021年9月12日    ZOZOマリン )

<ロ・楽 21>うつむきがちな石井監督(中央)ら楽天ナイン (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 投打に精彩を欠き、首位ロッテに06年以来、球団ワーストタイの9連敗を喫した。先発の石橋良太投手(30)は3回3失点KO。6回2安打無失点と好投した8月29日の同カードとは程遠い内容に「リズムの悪い投球をしてしまいました。申し訳ないです」と頭を下げた。

 唯一の光明は主砲・浅村栄斗内野手(30)のバットだ。6回、中越えに7月13日のソフトバンク戦以来、後半戦初&85打席ぶりの一発を放つと「結果が出始めているのでいい方向に行けばいいなと思います」と前向きに話した。

 とはいえ8年ぶりのリーグVへ剣が峰には変わらない。残り32試合でロッテとは5ゲーム差。9月3日に首位オリックスに4・5差をつけられたが、8年ぶりのリーグVへ再び危機を迎えた。

 石井一久監督(48)はこの日、ロッテとは対照的に計9四死球を与えた投手陣の消極性を指摘。その上で「(敵地に)乗り込んできて返り討ちされた。でも次のカードへ引きずってはいけない。もう一回気持ちを作り直して火曜日から立ち向かっていきたい」と地元・楽天生命パークでのオリックス3連戦へ切り替えを強調した。

続きを表示

2021年9月12日のニュース