京産大・北山 9球団17人スカウトの前で自己最速152キロも実らず 神院大・森岡がリーグ戦初勝利

[ 2021年9月12日 05:30 ]

関西六大学野球秋季リーグ戦第2節第1日   京産大0―2神院大 ( 2021年9月11日    ほっと神戸 )

<神院大×京産大>自己最速152キロを計測した京産大・北山(撮影・井垣 忠夫)
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 1回戦2試合が行われ、神院大・森岡大輔投手(4年)が京産大戦でリーグ戦初勝利を挙げた。チームは今春10戦全敗だったため、昨秋以来の白星。勝村法彦監督が今季限りで退任する京産大は今秋ドラフト候補・北山亘基投手(4年)が力投も、今秋初戦を飾れなかった。

 今秋ドラフト候補右腕の京産大・北山亘基が、リーグ戦初戦で先発。6回5安打2失点で敗戦投手となったが、初回に球場表示で自己最速を1キロ更新する152キロを計測し、9球団17人のスカウトにアピールした。

 「スピードは出ていましたが、直球で空振りを取っていくのが持ち味なので、球速ほどの内容はなかった」

 初回に2安打を浴び先制を許すと、4回にも2安打で2点目を失った。それでもスライダー、フォークなどの変化球で5回以外は毎回奪三振。対外試合が5月の今春リーグ戦以来ということを鑑みれば、内容は決して悪くない。阪神の熊野輝光スカウトも「春のように、力んでボールが散らばることがなくなった」と評価した。  
 また、大院大が龍谷大に先勝した。

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2021年9月12日のニュース