楽天 対ロッテ戦9連敗…投手陣崩壊で首位ますます遠く5ゲーム差

[ 2021年9月12日 19:08 ]

パ・リーグ   楽天2―9ロッテ ( 2021年9月12日    ZOZO )

<ロ・楽>3回、中村奨に続きレアードにも2ランを打たれ逆転を許した石橋(撮影・長久保 豊)
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 2連敗で自力Vが消滅した3位・楽天は12日、首位・ロッテとの敵地での一戦を2―9で落とし同一カード3連敗。これで対ロッテ戦9連敗となり、首位とのゲーム差が5に広がった。今季3度目の先発マウンドとなった石橋良太投手(30)は3回5安打3失点で今季初黒星。中継ぎ陣も失点を重ね試合の流れを呼び戻すことが出来なかった。

 打線は初回、山崎剛と鈴木大の連打などにより1死一、三塁とし、島内の右犠飛により1点を先制。2回も先頭の岡島が二塁打で出塁し、追加点のチャンスを迎えるも後続が倒れ無得点。

 5日の西武戦以来の先発となった石橋は初回、無安打ながら3死四球で2死満塁のピンチを背負うも安田を三ゴロに抑え無失点。しかし3回、一発攻勢で逆転を許す。まずは1死走者なしから中村奨に甘く入ったスライダーを左翼スタンドまで運ばれ同点。続くマーティンには二塁打を打たれ、続くレアードには23号2ランを被弾。真ん中低めのストレートを完璧に捉えられ、高々と上がった打球は左翼スタンドに着弾した。

 2番手の西口も4回、2死満塁からレアードに左前2点適時打浴びると5回にも失点。6回には浅村に11号ソロが飛び出すも“焼け石に水”に終わった。

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