東海大相模3戦連続コールドで8強 二刀流の求航太郎が公式戦初アーチ&1回零封

[ 2021年9月12日 12:00 ]

秋季高校野球神奈川県大会4回戦   東海大相模20―0星槎国際湘南 ( 2021年9月12日    サーティーフォー相模原 )

<東海大相模・星槎国際湘南>5回から登板し1回無失点で試合を締めた求(撮影・川島 毅洋)
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 東海大相模が3試合連続のコールド勝ちで、8強入りを決めた。打線は先発全員安打となる22安打、3本塁打の猛攻を見せ、投げては庄田聡史(2年)、求航太郎(2年)のリレーで無失点に封じた。

 「4番・右翼」で先発出場した求は、0―0の初回2死一塁から、先制の左越え2ラン。公式戦1号に「ホームランになるとは思わなくて、ダッシュしました。4番は初回に回ってくるときは走者がいる。絶対に還す気持ちで立っている」と喜んだ。

 本職の投球では、20―0と大量リードした5回に登板。今夏神奈川大会3回戦、横須賀大津戦以来、約2カ月ぶりのマウンドとなったが1回1安打無失点で試合を締めた。夏場に痛めた右肩は順調に回復しており「投げる方が好き。投げたくてウズウズしていた」と振り返った。

 9月に母校の監督に就任した原俊介監督は「初回2死からの得点がきっかけになった。凡フライはやめようと言っていた。いい形で出たと思う」と目を細めた。(川島 毅洋)

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