日本ハム・今川　緊急昇格し、プロ初安打が初本塁打「チャンスを執念で掴み取りたいという一心」

＜日・ソ20＞初回無死、牧原大の打球を捕球する今川（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハム・今川が、緊急昇格したソフトバンク戦で日米通算148勝を誇る左腕・和田からプロ初安打とする初本塁打を放った。

　脳震とう特例措置で出場選手登録を抹消された近藤の代替選手としてこの日出場選手登録され、「6番・左翼」で先発出場。2回1死二塁で回ってきた初打席で持ち前のフルスイングを見せた。カウント1―1から内角低めの141キロ直球を豪快にすくい上げると、左翼席上段へ運ぶ特大アーチ。感無量の表情でダイヤモンドを一周してホームインすると、ナインから祝福を受けるととびっきりの笑顔を見せた。

　プロ7試合目、13打席目で生まれたプロ初安打が初本塁打となり「巡ってきたチャンスを執念で掴み取りたいという一心で振り抜きました。立野がテンポよく投げてくれていたので、早い段階で援護できてよかったです」とコメントした。