パイレーツ筒香　連続試合安打記録6でストップ　2打数無安打3四球

筒香（AP）
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　パイレーツの筒香嘉智選手（29）が11日（日本時間12日）、ピッツバーグでのナショナルズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場。9月4日からは毎試合先発し、6試合連続でヒットを記録したが、この日は3四球を選んだものの快音は聞かれず、連続試合安打記録は「6」でストップした。

　相手投手はシャーザーのトレードでドジャースから移籍の23歳右腕グレイ。メジャーで8試合に先発、防御率5・65でまだ勝ち星はなし。第1打席は初回1死走者なしでフルカウントから直球を選んで四球、第2打席は2回2死二塁で3－1からカーブに手を出さず連続四球。3番レイノルズの四球で二塁へ進んだ後、4番モランの右前打で、三塁走者に続いて本塁を狙うが、ルイズ捕手が走路に立ち、筒香は外側を滑って手でホームベースに触れようとしたが届かずアウトになった。

　パイレーツ首脳陣は、捕手がスライディングのレーンを開けていなかったとチャレンジ。本塁ベース上の衝突を防止するいわゆる「バスターポージー・ルール」で、リプレーの結果、判定は覆った。ダグアウトにいた筒香は、チームメイトと笑顔でハイタッチ。

　第3打席は5回1死走者なしでフルカウントからカーブを見送り四球。筒香の1試合3四球は昨季も2度あり、これがメジャー3度目。3番レイノルズの本塁打で2度目のホームを踏んでいる。第4打席は6回裏1死満塁のチャンスに、3番手右腕マチャドの外角高め、ボールの直球に手を出し空振り三振。第5打席は2死一塁で、4番手左腕クレイの真ん中シンカーを打って中飛だった。

　筒香のパイレーツでの出塁率は・358。試合はパイレーツが10―7で勝った。