阪神 大山の逆転サヨナラ弾で8月28日以来の首位に再浮上 ビエイラから一撃

[ 2021年9月4日 21:26 ]

セ・リーグ   阪神4-3巨人 ( 2021年9月4日    甲子園 )

<神・巨(17)> 9回無死一塁、サヨナラ本塁打を放った大山(中央)を迎える阪神ナイン (撮影・平嶋 理子)      
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 阪神は大山悠輔内野手(26)が1点を追う9回に15号2ランを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝利で8月28日以来の首位に再浮上した。

 9回は先頭の糸原が左前打で出塁すると、大山がビエイラの2球目156キロ直球を捉えた。確信の一発に、大山は打球を目で追いながらガッツポーズ。ダイヤモンドを1周すると、ホーム付近ではチームメイトから水をかけられる手荒い祝福で歓迎された。

 阪神は、今季巨人戦初登板のガンケルが先発し、6回1/3を6安打3失点とクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成するも、2-1の6回に岡本和に逆転2ランを浴びる苦しい展開。だが、1点差を追う9回に見事な逆転サヨナラ劇を演じて、甲子園の虎党を喜ばせた。

 これで3連勝となり、巨人から再び首位の座を奪い返した。

 大山は前日の巨人戦でも、2点差を追う7回の1死満塁で、同点の2点適時打を放つなど、3安打3打点で勝負強さを取り戻しつつあった。この日は「6番・三塁」で先発出場したが、虎の4番らしい会心の一撃だった。

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