栗山、球団生え抜き初2000安打は「たまたま。偉大な大先輩たちの背中を追ってきた結果」

[ 2021年9月4日 21:40 ]

パ・リーグ   西武5―8楽天 ( 2021年9月4日    楽天生命パーク )

<楽・西17>会見を終えボードを手に笑顔の栗山
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 西武・栗山巧外野手(38)が4日、楽天戦(楽天生命パーク)に「6番・DH」で先発出場し、9回の第4打席、楽天4番手・牧田から安打を放ち、プロ野球史上54人目となる通算2000安打を達成した。

 栗山は試合後「今シーズン中に達成したいと思っていましたので、よかったです。ホッとしています。打ったのはカーブです。よかったです。まだあまり実感がなくて、こんな感じなんだな、というのが正直なところですね」とホッとした様子。「相手が牧田だったので、ホームラン打ちたかったんですけどね!おかわりが花束を笑顔で持ってきてくれたので、なんだかお互いぎこちなかったですけど、ありがとう!と言って花束を受け取りました」と冗談を交えながら快挙を振り返った。

 ファンからの温かい祝福に「今日の試合でも、ライオンズ側のライトスタンド、それから三塁側にも僕のタオルを掲げてくれている方々の姿が目に入りました。あの風景を見て、本当にうれしさがこみ上げてきました。いつもファンの方からは本当に力をもらっています」と感謝し、「ヒット1本を打つのは本当に難しくて、でも何とかなるだろうな、とは思っていたので、そういう意味で重圧は感じませんでした。チームメイトのみんなも、おめでとうと声を掛けてくれましたのでうれしかったです。監督もベンチの前に出てきてくれて、おめでとうと声を掛けてくれましたので、思い出に残ると思います」と喜んだ。

 「たまたま自分が球団生え抜きでは初めてになりましたが、偉大な大先輩たちの背中を追ってきた結果だと思います。入団からずっと応援してくれているファンの方、最近応援し始めてくれたファンの方、さまざまな方がいらっしゃると思いますが、皆さんからこれからも応援していただけるような選手であり続けたいです。支えてくれた家族には、これからもがんばります、と伝えたいですね」とコメントした。

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