退任の星稜・林監督「“10年間を一区切り”と決めておりました」後任は星稜中野球部監督の田中氏

[ 2021年9月4日 05:30 ]

星稜・林監督
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 星稜を運営する学校法人稲置学園は3日、林和成監督(46)が来年3月末で退任することを発表した。後任には星稜中野球部監督を務めている田中辰治氏(44)が就く。

 林監督は同校OBで、11年4月就任。春夏合わせ8度甲子園に出場し、19年は奥川恭伸(現ヤクルト)、山瀬慎之助(現巨人)らを擁し同校最高成績に並ぶ準優勝を果たした。同法人を通じ「就任時より“10年間を一区切り”と決めておりました。次の世代にバトンを渡す決意に至った」とコメントした。

 田中氏も同校OBで、準優勝した95年夏の甲子園大会では三塁ランナーコーチを務めた。01年から星稜中野球部の指導に携わり、8月に長崎県で行われた全日本少年軟式野球大会でも優勝するなど、計5度の全国制覇に導いた実績を持つ。

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2021年9月4日のニュース