楽天・石井監督 かつてのチームメート、栗山の2000安打達成を祝福「本当に努力の天才」

[ 2021年9月4日 19:05 ]

パ・リーグ   楽天8―5西武 ( 2021年9月4日    楽天生命 )

2008年3月30日ソフトバンク戦、日本通算100勝を挙げ、西武・栗山(右)とお立ち台に上がる石井一久
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 楽天の石井監督は4日、プロ野球史上54人目となる通算2000本安打を達成した西武の栗山巧外野手(38)に対し「本当に努力の天才。今日の2000本達成はその積み重ねのご褒美だったんじゃないかなと思います」と現役時代西武(2008~2013年)で共に戦ったかつてのチームメートを祝福した。

 チームはこの日、西武を8―5で下し、連敗を2でストップ。それでも石井監督は「9回はすんなり終わらせるようにしていかないと。(9回最初)牧田が投げたんですけど(このままだと)仕事場がなくなってしまうのでもうちょっと、与えられたところでいいピッチングをしてほしかった」と1/3回を3安打2失点で降板した牧田に苦言。

 打線は浅村が移籍後初めてスタメンから外れたが繋がりを見せ8得点。特に3回は一挙5点を奪って逆転し「各自が役割っていうのをしっかり果たしてくれて、集中できたイニングじゃないかなと思います」と振り返った。

 浅村については「明日は明日の風なんでよく分からないんですけれども、とにかく今日はスタートからいかない方がいいという判断を僕がしただけなんで、しっかりとコンディションを維持して頑張ってほしい」とコメント。

 最後に2000本安打を達成した西武の栗山について聞かれ「本当に努力の天才というか、努力出来る選手ですし、それだけじゃなくて強い気持ちというか一球一球にデッドボール当たった時とか闘争心むき出しにしていける選手だと思う。だからこそこういう長い間、現役生活を続けることが出来るんじゃないかなと。その積み重ねのご褒美が今日の2000本だったんじゃないかなと思います」とかつてのチームメートに賛辞を贈った。

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2021年9月4日のニュース