ソフト・4年目リチャードプロ初安打　両親の前で親孝行「次はホームラン」

パ・リーグ   ソフトバンク11―4オリックス （ 2021年9月4日    ペイペイドーム ）

＜ソ・オ＞7回2死一塁、中前にプロ初安打を放つリチャード（撮影・岡田　丈靖）　
Photo By スポニチ

　育成出身4年目のソフトバンク・リチャードがプロ初安打をマークした。9月2日楽天戦から1軍初昇格し、この日は「7番・三塁」で2試合目の先発出場となった。

　7回の第4打席。オリックス・張の153キロ直球をはじき返し、中前に運んだ。待望の一打にベンチで喜ぶナインにガッポーズ。三塁の守備に向かうと、本拠地の鷹党から大きな拍手が送られ、照れくさそうにお辞儀した。

　初のお立ちでは「素直にうれしい気持ち。打った瞬間、ヒットと分かった」と笑顔で話した。両親の前で記念打を放ち「（ボールを）親に早くあげたい。次はホームラン打つのでまた見に来てもらいたい」とさらなる親孝行を誓った。