巨人 NPB最速右腕・ビエイラ打たれて首位陥落 岡本和、自己新34号2ランも空砲 高橋11勝目消えた

[ 2021年9月4日 21:31 ]

セ・リーグ   巨人3―4阪神 ( 2021年9月4日    甲子園 )

<神・巨>9回無死一塁、大山にサヨナラ本塁打を浴びたビエイラ (撮影・平嶋 理子)
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 巨人は首位攻防第2ラウンドとなった阪神戦(甲子園)で守護神・ビエイラが大山に逆転サヨナラ2ランを浴び、3―4で敗れて2連敗。最大8ゲーム差から150日ぶりに返り咲いた首位の座から再び陥落した。

 巨人は1―2と逆転された直後の6回に先頭の坂本がこの試合2本目の二塁打で出塁。1死三塁から主砲・岡本和が左翼席中段へ2試合ぶりとなる34号2ランを叩き込んで3―2と即座に逆転に成功した。岡本和は2018年の33本塁打を抜き、シーズン自己最多本塁打を更新。主砲のこの一発が決勝点となるはずだったが、3―2と1点リードで迎えた9回に悪夢が待っていた。4番手としてマウンドに上がったビエイラが先頭・糸原に左前打された後、大山に1ボールから投げた内角への156キロ直球を左翼スタンドに叩き込まれて逆転サヨナラ負けとなった。

 ビエイラは5月3日の広島戦(マツダ)から9月1日のヤクルト戦(京セラD)まで32試合連続無失点として外国人新記録を樹立したが、翌2日のヤクルト戦(京セラD)で失点して記録がストップ。3日の阪神戦(甲子園)はベンチを外れ、リフレッシュして臨んだこの日の登板だったが、1死も取れず、10球で今季初黒星を喫した。先発左腕・高橋は6回3安打2失点で降板。リーグ単独トップとなる11勝目の権利を得ていたが、お預けとなった。

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