「耕せば耕すほど、いい桜が咲く」 阪神・中野のポテンシャル知っていた社会人時代の恩師

[ 2021年9月4日 08:30 ]

セ・リーグ   阪神7-3巨人 ( 2021年9月3日    甲子園 )

<神・巨>7回2死満塁、中野が高めの球をとらえ、勝ち越しの3点適時三塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)    
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 【記者フリートーク】阪神・中野の勝負強さの秘訣(ひけつ)はポテンシャルの高さにある。

 三菱自動車岡崎・野波尚伸監督は1年目から遊撃手のレギュラーで起用。「オープン戦含めて1試合しか欠場してないんじゃないですかね」と使い続けた。2年目だった昨年10月4日、都市対抗野球東海地区2次予選の西濃運輸との第6代表決定戦では本大会出場へ導く殊勲の決勝弾。抜てきは実った。

 プロ入りに際しても恩師は「使っていただければ活躍する子です。耕せば耕すほど、いい桜が咲く、耕せば耕すほどいい野菜ができる」と推薦していた。開幕から出場94試合目。積み重ねてきた経験を大一番で発揮した。(阪神担当・須田 麻祐子)

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2021年9月4日のニュース