広島 総力継投で2度の満塁機しのいだ バード&ケムナの好救援に佐々岡監督「栗林までが長く感じた」

[ 2021年9月4日 20:41 ]

セ・リーグ   広島4-2ヤクルト ( 2021年9月4日    東京D )

<ヤ・広16>7回2死満塁、村上を一ゴロに抑えたバード(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 広島は、4点優勢で迎えた7、8回の2イニングに救援5人をつぎ込む必死の継投策で何とか逃げ切った。

 4―0の7回は、先頭から右打者が続く展開ながら左腕・塹江への継投を選択。しかし、2死一、三塁でオスナに左前適時打を献上。なおも2死一、二塁で3番手・島内が登板するも、山田に四球を与えて満塁とされると、すかさずバードを投入。村上を一ゴロに抑えて切り抜けた。

 さらに4―1の8回に登板した森浦は、代打・青木に左前適時打を許して、なおも1死満塁の場面で降板。この窮地で登板したケムナが塩見を見逃し三振、オスナを遊直に抑えて2点差を守って9回の栗林につないだ。

 佐々岡監督は「ここぞというときの左のバード。しっかり村上を抑えてくれたのが大きかった。ケムナも気迫あふれる投球を見せてくれた。9回の栗林に行くまでの2イニングが長く感じたね…」と胸をなで下ろした。

続きを表示

2021年9月4日のニュース