2000安打達成「栗山巧」がトレンド入り 元西武バッテリーからの達成にネット歓喜「感慨深い」

[ 2021年9月4日 17:58 ]

パ・リーグ   西武5ー8楽天 ( 2021年9月4日    楽天生命 )

<楽・西>通算2000本安打を達成して元チームメートの炭谷(左)から花束を贈られる栗山(撮影・白鳥 佳樹)
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 西武・栗山巧外野手(38)が4日、楽天戦(楽天生命パーク)に「6番・DH」で先発出場し、9回の第4打席、楽天4番手・牧田から安打を放ち、プロ野球史上54人目となる通算2000安打を達成。Yahoo!リアルタイム検索では「栗山巧」がトレンド入り。大記録達成に祝福コメントが殺到した。

 栗山はかつてのチームメートとの対決となった第1打席、岸の投じた6球目、真ん中低めのカーブを打ち上げ中飛。第2打席では外角高め144キロのストレートに合わせるが、平凡な左飛に倒れた。6回の第3打席では1死満塁のチャンスに岸の投じた初球、外角へのチェンジアップを捉えセンター方向へ大きな打球を飛ばすも中堅手・辰巳にキャッチされ惜しくも中犠飛。岸との対戦成績は30打数3安打の打率・100となった。

 しかし9回の第4打席、投手が4番手・牧田との対戦となると、ついに大記録達成。4球目、外角へのカーブを逆らわず逆方向へ弾き返し左前打。一塁ベース付近でチームメートの中村、元チームメートの楽天捕手・炭谷から花束が贈られ笑顔。大歓声のなか代走が送られベンチへと戻ると仲間からも手厚い祝福を受けた。

 栗山の球団生え抜き初の通算2000安打を達成すると、ネット上では「栗山さんおめでとう」「生え抜き初の快挙すごいなぁ」「これぞ真のミスターレオの証」「希望と感動をありがとう」など祝福のコメントが続々。なかには「牧田から打ち、花束をもらってるのは炭谷、中村。ジーンときちゃうね。改めて2000安打達成おめでとうございます」「しかも牧田投手と炭谷捕手のバッテリーから記録達成って感慨深いものが」など元西武バッテリーからの放った一打に注目が集まっていた。

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