巨人・菅野131日ぶり勝利なるか 8回1安打零封、勝利投手の権利を得て降板

[ 2021年9月1日 20:07 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年9月1日    京セラD )

<巨・ヤ>力投する先発の菅野(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 巨人のエース、菅野智之投手(31)がヤクルト戦(京セラD)で復帰2戦目となる先発登板。8回1安打無失点と好投し、4月23日の広島戦(東京D)以来131日ぶりとなる今季3勝目(5敗)の権利を得て降板した。

 同学年の“恋女房”小林と7月1日の広島戦(東京D)以来62日ぶりにバッテリーを組んで試合に臨んだ菅野。5回までに4連続を含む7三振を奪って2四死球のみの無安打無失点と快投を披露した。6回2死から塩見が引っかけた当たりが三塁への内野安打となり大記録は逃したが、結局、8回まで打たれた安打はこれだけだった。打線は3回に菅野の同学年でもある丸の2戦連発となる16号2ランで先制して2点をリードしている。

 菅野の投球内容は8回で打者26人に対して108球を投げ、1安打無失点。今季最多の8三振を奪い、与えた四死球は2つだった。直球のMAXも前回登板した8月26日の広島戦(東京D)では149キロだったが、この日は初回から150キロ台が出てMAXは151キロだった。

 菅野は7月2日に今季4度目の登録抹消となり、翌3日にはコンディション不良を理由に東京五輪の侍ジャパンメンバーを辞退した。56日ぶりの1軍マウンドとなった8月26日の前回登板(東京D)では広島相手に初回から2者連続アーチを浴びて3点先制を許すなど3本塁打被弾の6回6安打5失点で降板していた。

続きを表示

2021年9月1日のニュース