菊池雄星 8勝目ならず 7回無失点と好投も味方の援護なく

[ 2021年9月1日 14:31 ]

ア・リーグ   マリナーズ4―0アストロズ ( 2021年8月31日    シアトル )

アストロズ戦に先発した菊池雄星(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(30)が8月31日(日本時間9月1日)、シアトルでのアストロズ戦で今季25度目の先発登板。7回4安打2四球4奪三振の力投で、打率、出塁率、OPSリーグトップの強力打線を無失点に抑えた。7回を投げきったのは7月1日のブルージェイズ戦以来。しかしながら味方の援護がなく、0―0で降板、今季8勝目はならなかった。

 菊池は直球に強いとされるアストロズ打線に対し、全投球95球のうち、直球が62球(全体の65%)と力で押した。初回、苦手にしてきた3番コレアに3―2から96・5マイル(約155・3キロ)の外角直球で空振り三振。3回は1死一塁で2番ディアスを外角直球で遊ゴロ併殺。6回も1死二塁のピンチを背負ったが、4番アルバレスを内角直球で左飛、5番グリエルを外角低め直球で一塁ゴロに。この日の直球は最速96・7マイル(約155・6キロ)、平均で95・1マイル(約153キロ)。これまで多投してきたカッ卜ボールはわずか9球。他チェンジアップが16球、スライダーが8球の内訳だった。

 試合は8回5番トロに満塁本塁打が飛び出し、マリナーズが4―0で勝った。

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2021年9月1日のニュース