大谷翔平 メジャー移籍後初の本盗!5回2死一、三塁から3走で快足披露 今季2度目の1試合2盗塁

[ 2021年9月1日 12:40 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ヤンキース ( 2021年8月31日    アナハイム )

<エンゼルス・ヤンキース>5回2死一、三塁、3走・大谷は本盗を決める(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地アナハイムでのヤンキース戦に「2番・DH」でスタメン出場。5回にメジャー移籍後初の本盗を成功させた。

 5回2死二、三塁から申告敬遠で出塁。その後、2死一、三塁から3走として重盗を成功させて生還した。捕手のサンチェスが二塁に送球するとともにスタートを切り、鮮やかなスライディングでタッチをかいくぐってみせた。これで今季22盗塁で、4回の二盗に続いて1試合2盗塁。大谷の1試合2盗塁は5月2日(同3日)のマリナーズ戦に二盗、三盗に成功して以来今季2度目となった。

 初回1死の第1打席は左飛で、4回無死二塁の第2打席は、ヤ軍の先発右腕タイロンから四球を選んで出塁。1死後、1走として、2走のフレッチャーとの重盗を成功させた。8月28日(同29日)のオリオールズ戦で二盗して以来2試合ぶりの盗塁で今季21盗塁としていた。左腕リットキーと対戦した7回2死の第4打席は三邪飛だった。

 当初はこの日に先発登板する予定だったが、28日(同29日)のパドレス戦で右手首に投球を受けたため、大事をとって登板を回避。レントゲン検査の結果、異常はなかったが、間隔を空けることになった。ジョー・マドン監督は前日30日(同31日)の試合前に「問題はないが痛みが残っている。次の先発の準備が整うまでは打者として出場を続ける」と説明していた。

 前日30日(同31日)の同カードは「2番・DH」で出場し、42号ソロを放つなど4打数1安打1打点。試合前までの打撃成績は126試合で444打数117安打90打点、42本塁打、20盗塁で打率・264となっていた。

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