夏の甲子園V智弁和歌山 新チームが“中2日”で初陣飾る

[ 2021年9月1日 16:12 ]

令和3年度 和歌山県高校野球新人戦 2回戦   智弁和歌山14―2耐久(5回コールド) ( 2021年9月1日    紀三井寺 )

<智弁和歌山・耐久>5回コールドで初陣を飾り笑顔の智弁和歌山・岡西佑弥(左)
Photo By スポニチ

 夏の甲子園を制覇した智弁和歌山が、新チームでの秋初陣を16安打14得点の5回コールドで快勝。8月29日の決勝から中2日の強行軍だったが、ものともせず強打で圧倒した。

 石見智翠館との準々決勝で自己最速となる148キロを計測した背番号「11」の右腕・武元一輝(2年)が「4番・投手」で先発。4回を2安打2失点(自責0)で最速は146キロと、激闘の疲れを感じさせない投球で先陣を切ると、打っても初回1死二、三塁から決勝の中前打を含む3打数3安打4打点の大活躍。主将に任命された「5番一塁」の岡西佑弥(2年)も4打数2安打3打点でけん引した。

 甲子園でも同じ「5番一塁」で優勝に貢献した岡西は「去年の先輩の良い伝統を引き継ぎながら、自分たちのいいチームを作りたい。目標は日本一です」と力強く“連覇”を宣言。中谷仁監督は「今のままで十分、チームを引っ張っていける資質がある選手」と大きな期待を寄せた。

 スタンドにはマスク姿で見守る3年生の姿も。前主将の宮坂厚希(3年)は「後輩たちにも日本一をとってほしい。できることがあればサポートしていきたい」と話した。

続きを表示

2021年9月1日のニュース