阪神・大山&輝 初の同日スタメン落ち…2人とも代打で空振り三振 輝は屈辱の26打席連続無安打

[ 2021年9月1日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5ー8中日 ( 2021年8月31日    甲子園 )

<神・中(15)>7回無死一塁、大山は空振り三振に倒れる(撮影・北條 貴史)
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 開幕から節目の100試合目。阪神は大山と佐藤輝の名前が初めて同じ日に先発オーダーから消えた。打撃不調のため、ともにベンチスタート。打開へ向けて全体練習前には2人とも早出特打を敢行した。打撃コーチからアドバイスを受けながらバットを振っても、無情にも試合では実を結ぶことはなかった。

 いずれも唯一の出番は代打での1打席だった。大山は3点劣勢で迎えた7回無死一塁の場面で登場。初球のスライダーを見逃し、続く外角へのツーシームは打ち損じてファウルだ。最後は見極めに失敗。カウント1―2からの4球目。福の低めのスライダーにバットは空を切った。

 佐藤輝も長いトンネルから抜け出せない。7回2死一、二塁で代打出場。祖父江との対戦はフルカウントからの7球目、見逃せばボールだった高めの速球に空振り三振だ。2試合連続の先発落ちはプロでは初めて。5度目の代打出場でも不発に終わり、26打席連続無安打で自己ワーストを更新した。猛虎の命運を握る両大砲の復活が待たれる。(山本 浩之)

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