広島 森下でまさかの連勝ストップ 5回4失点もチームは逆転負け「降板の仕方が悪かった」

[ 2021年9月1日 05:30 ]

セ・リーグ   広島6ー7DeNA ( 2021年8月31日    横浜 )

<D・広(15)>4回、思うような投球ができず手元を見つめる森下(撮影・島崎 忠彦)
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 広島は31日のDeNA戦で今季最大の5点差を守り切れず、6―7で逆転負けを喫した。先発・森下暢仁投手(24)が珍しく5回4失点の苦投。連続クオリティースタート(QS、6回以上、自責点3以下)は12で止まりながらも、打線の援護で7勝目の権利を得て降板したが、3番手・島内が7回につかまった。チームの連勝は4でストップ。DeNAと並ぶ、同率5位に落ちた。

 7月14日の中日戦以来、後半戦初星となる7勝目は霧散した。連続QSが12試合でストップする5回6安打4失点。好投しても自分に厳しい森下だけに、チームが逆転負けした現実から目をそらすはずもない。反省の弁が口を突いて出た。

 「チームがいい流れで来ていた中でこんな投球をしてしまい、ただただ迷惑をかけて申し訳ないと思います。アツ(会沢)さんが構えたところに投げ切れなくて甘くなり…」

 戦列復帰した正捕手・会沢が今季初めて女房役を務めた一戦。終始制球に苦しんだ。初回の先頭・桑原に四球を与えて先制点を献上すると、2回の先頭・ソトをも四球で歩かせるなど、申告敬遠を含めて自己ワーストタイの6四球。その数字に苦投ぶりがにじむ。

 2つの押し出し四死球などもあって、打線は珍しく4回までに6点を援護。この日の森下は、しかし、マウンドで修正できるいつもの森下ではなかった。その裏、牧に2ランを浴びると、5回にも明大の先輩・佐野にソロを被弾。その表情は悔しさにゆがんだ。

 「降板の仕方が悪かったです。4回、5回は(DeNAに)流れが行くような投球をしていますし、そういう(逆転されるような)流れをつくってしまった。反省です…」

 抑えたら打線が援護できず、点を取って勝利投手の権利を得れば逆転される、不運な巡り合わせ。佐々岡監督は「先頭打者への四球が珍しいし、森下のこういう姿はあまり見ない。次にまたしっかり調整してもらいたい」と奮起を求めた。

 降板後のベンチでは鈴木誠が森下に話しかけるシーンがあった。「研究はされる。その上を超えていかないといけない…と言ってもらいました」。東京五輪の決勝で先発して以来の横浜。金メダル獲得に貢献した快投再現はならなかったが、右腕は主砲の助言を胸に刻みリベンジを誓う。

 「これが今の実力。しっかり自分と向き合いたいと思います」

 次回は快投を演じ、ナインと勝利を笑顔で喜び合いたい。(江尾 卓也)

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